有明工業所 音響事業部 のこだわり


残響について

楽器から出た音は、部屋の中で壁、天上、床に当たり反射を繰り返します。
このため狭い部屋の中では反響が多すぎ、元の音のプロポーションが掴みにくくなります。そこで吸音などの処理が必要になってきます。
ところが吸音材は材質や量により吸音する周波数にバラツキがあります。(例えばグラスファイバーは1000㎐、孔あり板は500㎐付近を中心に吸音)
特定な周波数の吸音/反射を繰り返すほど、元の音のプロポーションが歪むこととなり、バランスの悪い響きになってしまいます。
当社ではテストにより吸音パネルの材質、量などの最適化を図り、音のプロポーションを整えていきます。
これによりバランスのとれた残響音を達成しています。

完成検査について

当社では完成検査の一つとして騒音測定器により防音検査を実施しております。